【球団新記録】北海道日本ハムファイターズの15連勝まとめ
2016年7月11日、日本ハムが球団新記録となる15連勝を達成した。
翌7月12日、オリックスに3-4で敗れて連勝記録はストップしたが、この記念すべき記録をまとめておきたい。
なんと、日本ハムは6月19日から7月11日まで、一度も負けなかった。
これだけ連勝をしてもパ・リーグでは2位なわけなので、首位のソフトバンクの反則的な強さは少々萎えるが、それでも今年の日本ハムは強い!
さっそく、このメモリアルな連勝新記録を振り返ってみましょう。
- 北海道日本ハムファイターズ15連勝の全試合まとめ
- 6月19日 vs中日ドラゴンズ
- 6月20日 vs横浜DeNAベイスターズ(2連勝!)
- 6月25日 vsオリックス・バッファローズ(3連勝!)
- 6月26日 vsオリックス・バッファローズ(4連勝!)
- 6月27日 vs西武ライオンズ(5連勝!)
- 6月28日 vs西武ライオンズ(6連勝!)
- 6月29日 vs西武ライオンズ(7連勝!)
- 7月1日 vs福岡ソフトバンクホークス(8連勝!)
- 7月2日 vs福岡ソフトバンクホークス(9連勝!)
- 7月3日 vs福岡ソフトバンクホークス(10連勝!!)
- 7月5日 vs楽天ゴールデンイーグルス(11連勝!!)
- 7月8日 vs千葉ロッテマリーンズ(12連勝!!)
- 7月9日 vs千葉ロッテマリーンズ(13連勝!!)
- 7月10日 vs千葉ロッテマリーンズ(球団タイ14連勝!!!)
- 7月11日 vsオリックス・バファローズ(球団新記録15連勝!!!)
- 連勝は15で止まったけど…
北海道日本ハムファイターズ15連勝の全試合まとめ
6月19日 vs中日ドラゴンズ
日本ハムが接戦を制した。日本ハムは6回表、2死一塁からレアードの適時二塁打で1点を先制する。その後は8回に大谷の押し出し四球、9回には陽の適時打で追加点を挙げた。投げては、エース・大谷が8回無失点の快投で今季6勝目。敗れた中日は、最終回に1点差まで迫るもあと一歩及ばなかった。
大谷の勝利から、連勝記録がスタートした。
この日は、相手投手も中日の吉見。非常に見応えのある投手戦だった。
6月20日 vs横浜DeNAベイスターズ(2連勝!)
日本ハムは1-2で迎えた6回表、無死一塁からレアードの2ランで逆転に成功する。続く7回には、陽の適時打と中田の犠飛で2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・バースが6回2失点の好投で今季5勝目。敗れたDeNAは、打線が5回以降2安打と振るわず、泥沼の6連敗を喫した。
レアードの第22号ホームラン!このときはパ・リーグ本塁打ランキングのトップタイに踊りでていた。
6月25日 vsオリックス・バッファローズ(3連勝!)
打撃戦を制した日本ハムが3連勝。日本ハムは初回、陽の2ランで先制する。その後は3回表に陽の3ランとレアードの適時打で4点を加えるなど、終わってみれば16安打で10得点を挙げた。先発・有原は今季7勝目。敗れたオリックスは、打線が8回に反撃を見せるも及ばず、5連敗を喫した。
陽が2発のホームラン!乱打戦を制して3連勝を決める!
6月26日 vsオリックス・バッファローズ(4連勝!)
日本ハムが4連勝。日本ハムは2回表、岡と大野の連続適時打で2点を先制する。その後は5回に陽の2点適時打、5点リードの8回には西川の適時打で着実に加点した。投げては、先発・大谷が7回無失点11奪三振の力投で今季7勝目。敗れたオリックスは、打線が沈黙し、泥沼の6連敗を喫した。
大谷が7回11奪三振!!これくらいから、大谷が投手としても調子をあげて、手をつけられなくなってきましたね。
6月27日 vs西武ライオンズ(5連勝!)
日本ハムは4点を追う7回裏、代打・大嶋のプロ初打点となる犠飛などで2点差に迫る。その後は2死満塁の好機から田中賢介の2点適時打で同点とすると、続くレアードの適時打でリードを奪った。3番手・白村が今季初勝利。敗れた西武は、序盤から試合を優位に進めるも、痛い逆転負けを喫した。
日ハム強い!!っていうのが際立ったゲーム。
なにせスコアボードをご覧ください。7回まで4点ビハインド。それを一気に固め打って逆転して勝ち切る。このゲームが日ハムの勢いにさらに火をつけました。
6月28日 vs西武ライオンズ(6連勝!)
日本ハムは初回、2死三塁から陽の適時打が飛び出し、先制に成功する。2点リードで迎えた4回裏には、西川の犠飛で追加点を挙げた。投げては、先発・吉川が6回途中無失点と試合をつくり、今季5勝目。敗れた西武は、10残塁と拙攻が響き、好投の先発・ポーリーノを援護できなかった。
不動の4番・中田翔が今季初のスタメン落ち。代わって絶好調の陽が4番に座ったゲーム。その陽がしっかりと先制打で貢献。手堅い勝利を収めた。
6月29日 vs西武ライオンズ(7連勝!)
日本ハムが破竹の7連勝。日本ハムは2回裏、岡の2点適時打で先制する。その後同点を許すも、7回に2死満塁から田中賢介が走者一掃の適時三塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・宮西が今季3勝目。敗れた西武は、最終回に追い上げを見せるも及ばず、4連敗を喫した。
前日に続き、中田翔がスタメンを外れた一戦。
満塁の好機に、ベテラン・田中賢介の勝負強い一打でしっかりと勝ちきった。
7月1日 vs福岡ソフトバンクホークス(8連勝!)
日本ハムが8連勝。日本ハムは2回表、大野の適時打などで2点を先制する。4点リードで迎えた4回には、2死一二塁の好機から陽が適時打を放ち、加点した。投げては、先発・高梨が7回無失点11奪三振で今季4勝目。敗れたソフトバンクは、先発・和田が試合をつくれなかった。
さぁ、運命の首位ソフトバンクとの天王山。
大事な初戦を任されたのが、今年ブレイクを予感させる高梨!
期待通りの…いや、期待以上のピッチングを見せてくれた。和田に投げ勝って、これはいける!という雰囲気を作ってくれた!!
7月2日 vs福岡ソフトバンクホークス(9連勝!)
日本ハムが破竹の9連勝。日本ハムは0-0で迎えた6回表、中島卓也の適時打で先制する。続く7回には、市川の1号3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては先発・有原が8回無失点の快投で今季8勝目。敗れたソフトバンクは、打線が散発の5安打とつながりを欠いた。
きたきたー!!ソフトバンクに連勝!
このときは連勝記録よりも、いかに首位ソフトバンクに勝ち切るか。ということを念頭に置いていた。ここで負けたら逆転優勝が絶望的になる。
そこで、大事な2戦目にエース有原!!バツグンのピッチングを見せてくれました。
7月3日 vs福岡ソフトバンクホークス(10連勝!!)
日本ハムが破竹の10連勝。日本ハムは初回、大谷の先頭打者弾で先制する。6回表には1死満塁から中田の押し出し死球で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・大谷が8回無失点10奪三振の快投で今季8勝目。敗れたソフトバンクは、序盤の好機を生かせず、同一カード3連敗を喫した。
そして、天王山最終戦は大谷で連勝!
なんと「1番・投手」という栗山監督の奇抜な采配が的中。史上初の投手による1番・初球ホームランという伝説が生まれた。
7月5日 vs楽天ゴールデンイーグルス(11連勝!!)
日本ハムが11連勝。日本ハムは2回表、レアードの23号2ランが飛び出し、先制に成功する。その後、同点とされて迎えた7回には、西川の2点適時二塁打など、5安打を集中し一挙5点を奪った。投げては、先発・メンドーサが7回3失点の好投で今季5勝目。敗れた楽天は、先発・塩見が7回につかまった。
日ハムの連勝が止まらない!!
このあたりから、球団の連勝記録をファンのみなさんは意識され始めたはずだ。
無論、ぼくもこのあたりから意識し始めた。
7月8日 vs千葉ロッテマリーンズ(12連勝!!)
日本ハムが破竹の12連勝。日本ハムは1点を追う1回裏、陽の2ランを含む打者一巡の猛攻で7点を奪い逆転する。その後は大野の2打席連続本塁打が飛び出すなど、終わってみれば14安打で12得点を挙げた。投げては、先発・高梨が今季5勝目。敗れたロッテは、先発・二木が9失点と乱調だった。
記録までここが正念場だった。相手は激しい2位争いをしている好調の千葉ロッテ。
日ハムは、王者ソフトバンクに3連勝した、高梨・有原・大谷の黄金リレーで迎え撃つ。初戦の高梨がここでも粘り強い素晴らしいピッチングでチームを勝利に導いた!
7月9日 vs千葉ロッテマリーンズ(13連勝!!)
日本ハムが破竹の13連勝。日本ハムは初回、4番・中田の犠飛で先制に成功する。2点リードで迎えた8回裏には、レアードのソロと市川の適時打で2点を加えた。投げては先発・有原が8回無失点で、リーグトップタイとなる今季9勝目。敗れたロッテは、打線が4安打無得点と沈黙した。
アドレナリン全開の一戦!
なにせパ・リーグ防御率1位の石川と同2位の有原の投げ合い。有原が神がかりの安定感を見せて、ロッテを8回0封。なんという成長だ有原!!この試合で、有原がパ・リーグ防御率1位に!
7月10日 vs千葉ロッテマリーンズ(球団タイ14連勝!!!)
日本ハムが劇的なサヨナラ勝利で14連勝。日本ハムは5点を追う7回裏、岡の2ランなどで1点差に迫る。その後は、9回に2死から田中賢介のソロで同点とすると、延長12回にはレアードがソロを放って試合を決めた。敗れたロッテは、7回以降に投手陣が崩れて、痛い逆転負けを喫した。
球団タイ記録がかかった大一番。日ハムは満を持して大谷が先発に!
ただ、7回時点で0-5と最大のピンチを迎えている。ぼくは「さすがに今日はダメか…大谷で負けか…」と正直思った。
ところが、その裏の攻撃ですぐに4点返して1点差。そして、「9回裏ツーアウトランナーなし」の絶体絶命の中で、田中賢介が値千金の同点ホームラン!!
ぼくは思いっきり叫んだ。雄叫びを上げたww興奮した!!
もう勢いは、日ハムだ。延長12回、レアードがドラマチックな一発でサヨナラ勝ちを収めた。この試合の逆転ゲームは、今年一番の名試合じゃないか。名試合で球団連勝タイ記録をまくし立てた!
7月11日 vsオリックス・バファローズ(球団新記録15連勝!!!)
日本ハムが球団新記録となる15連勝。日本ハムは3回表、西川の適時打などで2点を先制する。3点リードで迎えた9回には、代打・矢野の犠飛で加点した。先発・吉川は、6回途中無失点で今季6勝目。敗れたオリックスは、先発・ミッシュが誤算で、打線もつながりを欠いた。
球団新記録ーーー!!!!
いやぁ、今年の日ハムおもしろい!!強い!!
球団設立以来の最長連勝記録ですよ。普通にすごくないですか!?
ぼくはファンとして、ブログに書けただけで最高にテンション上がっています。これで優勝したら最高のシーズンになる!
連勝は15で止まったけど…
大谷の先発から始まった連勝記録。今日の最後のバッターも大谷でした。
まさに大谷で始まり、大谷で終わった連勝。なにか持ってると思いませんか?笑
まだまだソフトバンクとは6.0ゲーム差。
球団新記録の連勝と、プロ野球史上でも珍しいミラクルな逆転優勝を目指して。
いや、もう逆転優勝なんてしたら、今年の日ハムは話題が尽きないシーズンになる!楽しみすぎる!!
後半戦も見どころ満載ですよ!!
日ハムファンのみなさん!安定のレプリカを着てともに応援しましょう!!