実話をもとにした感動のおすすめ映画10選!
ノンフィクション映画が大好きです。
「実話」っていうだけで、感動が大きくなりますよね。かなり実話モノの映画は観ているほうだと思うので、有名どころから、知る人ぞ知る作品までオススメを厳選してみました。
そしてなにより、実話モノは感情移入しやすくなり、映画にどっぷり浸かってしまう単純なぼくですが、そんなぼくが「泣きたいときはコレを観ろ!」っていう選りすぐりの映画をピックアップしてみました。
ノンフィクション映画、感動作品10本を厳選!
1.「シンドラーのリスト」
ナチによるユダヤ虐殺をまのあたりにしたドイツ人実業家オスカー・シンドラーは、秘かにユダヤ人の救済を決心する。彼は労働力の確保という名目で、多くのユダヤ人を安全な収容所に移動させていくのだが……。スピルバーグが長年あたためていたT・キニーリーの原作を遂に映画化。念願のアカデミー賞(作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・作曲)に輝いた作品。
いきなり、王道のご紹介です。
第二次世界大戦中にポーランドに実在した、オスカー・シンドラーを描いた伝記ドラマ。この作品なしでノンフィクション好きは語れません。スティーブン・スピルバーグ監督の誰もが認める超大作です。音楽も非常に心に残ります。
リアルすぎて、直視するのが辛い衝撃的な映像もありますが、とにかく興味深いエピソードの連続で、特に印象深いラストシーンなんかは必見です。
2.「告発」
全米一悪名高きアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ、一人の囚人と彼を支えた若き弁護士の友情を描く、実話の映画化。死刑確実と言われていたアルカトラズ刑務所内で起こった殺人事件を担当することになった若き弁護士ジェームスは、犯人の囚人ヘンリー・ヤングを調べていくうちに彼の有罪に疑問をもつようになっていった。やがて彼はアメリカ合衆国に真っ向から闘いを挑んでゆく……。
この映画は、ぼくの好きな映画TOP3に入ります。
なぜなら、この壮絶な実話は「人権」の現在までに至る歴史が見えて、とても考えさせられます。歴史やヒューマンドラマが好きな方には、絶対にオススメしたい1本。
そして、悪役が多いイメージのケヴィン・ベーコンが主演しているんですが、ほんと彼の演技が素晴らしすぎるんです。ぼくはこの映画で、ケヴィン・ベーコンの大ファンになりました。
3.「エリン・ブロコビッチ」
巨大企業を相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利した実在の人物、エリン・ブロコビッチの活躍を描いたヒューマン・ドラマ。無職のシングルマザー・エリンは、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知る。正義感と情熱だけを武器に、勝ち目の無い訴訟に敢然と挑む主人公を演じるジュリア・ロバーツの存在感は圧倒的の一言。ユーモラスな上司を演じるアルバート・フィニーも素晴らしい。
ジュリア・ロバーツ演じる主人公の主婦がとにかくたくましい。自分の力で人生を切り開いていく様子が爽快に描かれています。
正式に法律教育を受けていないにも関わらず、1993年にカリフォルニア州の大手企業PG&Eを相手に訴訟を起こし、現在でも最高額とも言われる3億3300万ドルの和解金を勝ち取った女性の実話。とにかくオススメです。
4.「それでも夜は明ける」
奴隷制度がはびこっていたアメリカを舞台に、自由の身でありながら拉致され、南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性の実話を映画化した伝記ドラマ。主人公が体験した壮絶な奴隷生活の行方、そして絶望に打ち勝つ希望を描き出す。監督は『SHAME -シェイム-』のスティーヴ・マックィーン、黒人男性を『2012』などのキウェテル・イジョフォーが演じる。共演には、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ブラッド・ピットら豪華キャストがそろう。
めちゃくちゃ考えさせられる映画です。
この映画は、奴隷への理不尽な暴力や痛々しい描写が多いので、感動というよりは観てて苦しくなります。ただ、こういったことが現実としてまだ起こっているということを再認識させてくれて、深く考えさせられるんですよね。
5.「ルディ ~涙のウィニング・ラン~」
鉄鋼の町ピッツバーグの労働者家庭に育ったルディは高校のアメフト部で遂にレギュラーを獲得できず、当然のように父と同じ製鉄所で働くと思われ、事実、一旦は失望を抱えながら就職する。だがフットボールの夢断ち難く、何事もなし得ない自分にいらだち、青年はアイルランド系の子弟を集めるフットボールの名門、難関のノートルダム大への進学を目指す……。幾度挫けても目標に立ち向かう青年を描いた青春映画。
この映画はご存知ない方も多いかもしれませんが、隠れた名作です。おもいっきり泣くと思います。「グーニーズ」で有名になったショーン・アスティンが主演していて、なんか大人になったショーン・アスティンの演技に驚いたのを覚えています。
映画通の中では、【泣ける鉄板映画】として必ず名前が挙がるほど、泣けます。感動のラストシーンをぜひ堪能してください。
6.「遠い空の向こうに」
のちにNASAのロケット・エンジニアになったホーマー・ヒッカムの自伝を基に、「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督がロケットへの夢に賭けた若者たちの挑戦を描いたドラマ。1957年10月、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町コールウッドで、その美しい軌跡を見ていた青年ホーマーは、自らの手でロケットを打ち上げたいと思い、級友3人とともに本格的なロケットづくりにとりかかった。
何回でも繰り返し観れる、そんな映画です。素晴らしいの一言。
自分の目標を持つこと、達成のために勤勉であること、粘り強くいることの大切さなどをメッセージとして強く伝わってくる映画です。観たあとの気持ちよさがたまらない。とても感動します。
7.「タイタンズを忘れない」
1970年代初頭、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで実際にあったエピソードを基にしたスポーツ・ヒューマン・ドラマ。1971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく……。
人種差別を題材にしている映画の中では、ダントツに好きな映画。
なんかこう、差別が生きている中で、人種差別の強い時代の中で黒人と白人が言い合いながらも、お互いを尊重し合い、白人黒人が共存したアメフトチームが生まれる様がとても感動します。そして、デンゼル・ワシントン大好きです。
8.「レナードの朝」
オリヴァー・サックスの実話を基に、治療不能の難病に挑む医師の奮闘を、一人の重症患者との交流を軸に描いた感動のヒューマン・ドラマ。30年間昏睡状態だった男レナードが、奇跡的に意識を回復した。セイヤー博士の治療が功を奏したのだ。博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげるが……。
いやぁ~、これもすごく泣けます。
なによりも、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズですよ?めちゃくちゃ豪華で、そして難病を患った役を演じているデ・ニーロの演技力に酔いしれてください。鳥肌が立ちます。
9.「しあわせの隠れ場所」
ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化した感動的な人間ドラマ。裕福な家族と黒人少年との、偶然の出会いと深いきずなを丁寧につづる。魅力ある母親を好演したサンドラ・ブロックが、2009年の数々の映画賞を受賞。さらに、カントリー歌手のティム・マッグロウや実力派のキャシー・ベイツ、本作の少年役で本格的にデビューするクィントン・アーロンらが共演。良心がもたらすアメリカン・ドリームに、ラストはさわやかな感動で包まれる。
人種差別、家族愛がテーマになっている映画で、とても心が温まります。
子供の気持ちを大切にしようという、母親のサンドラ・ブロックがとてもいい。特に母親や女性は深く共感できる映画なのではないかなって思います。
10.「ロレンツォのオイル/命の詩」
不治の病、副賢白ジストロフィーに侵された息子を救うために奮闘する夫婦の実話を、「マッドマックス」のG・ミラーが映像化した作品。平凡な銀行員オーギュストの息子が、不治の病に侵された。病院の治療もむなしく、息子の容体は日をおって悪化していく。オーギュストと妻は、自分たちの手で治療法を発見するべく様々な文献を読みあさるが……。
この映画もマジで泣けます。つらい話ではあるが、子供を想う親の気持ちの力強さに心を打たれます。子供のいないぼくですら、こんなに感動するのでお子さんのいらっしゃる方ならこの映画はヤバいと思う。
絶望の淵から、自分達の力で這い上がっていくところがすごい、あきらめてはいけないというメッセージがまっすぐに伝わってくる名作です。
ノンフィクションの映画は名作が多い
今回、10本だけご紹介しましたが、正直いい作品はまだまだあります。
ただその中でも、この10本はより鮮明に記憶に定着しているか、あるいはとても感動して2回以上観ているか。のいずれかです。
それくらい、すごくオススメでハズレはないことを保証できるくらいの映画ばかりなので、「ちょっとストレス溜まったなぁ~、こんなときは思いっきり泣きたい!」という気分には、最高の映画リストだと思います。
ぜひ、参考にしてみてください^^