僕が自由を証明しようと思う

ブログ『僕が自由を証明しようと思う』運営。 仕事漬けの20代を過ごし、得た経験・価値観・楽しさを中心に書きます。 雑記系(仕事論/マーケティング/時事ネタ/心理学/チャラいネタ)です。 ご連絡・問い合わせはFacebook、Twitterから。またはメール(w.sato0417@gmail.com)までお願いいたします。

一生懸命がむしゃらに働きぬいた先に、真の仕事の楽しさが見えてくる

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先日、日常的に読ませてもらっているブログ記事が、もうとてもとても共感したので、ぼくも刺激を受けて仕事にまつわる記事を書きたいと思いました。

www.outward-matrix.com

この記事なんですけどね、もう本当におっしゃる通りで、大変恐縮ながら価値観・仕事観がすごく似ていると思ったわけです。

感覚値ですが、30代、40代になって楽しそうに仕事をしている人の95%以上は、20代のときに泥水を啜りまくっているのではないかと。

おそらく、Shinさんもプライベートの時間も仕事に充てるのが苦にならないタイプの方でしょう。そして、人一倍の苦労、ストイックな経験をされていると思います。

ぼくも、20代は本気で仕事に明け暮れていました。でも、だからこそ、仕事に生かされているなぁ〜って感じることって多いんです。

 

 

突然、社長にランチに誘われ言われた一言。「わたる、子会社作らない?」

ここから仕事漬けの日々が始まった。

ぼくが勤めている会社は、もうそれはそれはベタベタなベンチャー企業です。年功序列という言葉とは全くの無縁で、やればやるだけキャリア・学歴関係なく役職がついていきました。

かく言うぼくも、そんなベンチャー特有のスピード感についていくのが楽しくて、毎日深夜まで仕事をしていても辛いと感じたことは、ただの一回もありませんでした。たぶん、「やらされないこと」が大事なんだと思います。

 

普通に働いていると30代で任されるようなことを、20代で経験させてくれていた環境に感謝していました。そして、前のめりな仕事をしていた甲斐もあり、ぼくは26才にして札幌支社のNo.2にまで昇格していました。

 

そんな最中、東京から札幌支社へ来ていた社長にランチに誘われます。

何かあるなぁとは思ったけど、出てきたセリフが「わたるさ、もうひとつ子会社を作ろうと思ってんだけど、やらない?」と。

 

 

ぼくは子会社を任される決心をした

正直めちゃくちゃ迷いました。札幌支社でそれなりのポジションを確立していましたし、何より居心地が良くなってきていた頃だったので、かなり悩みましたね。

子会社とは言え、条件は「ひとりで立ち上げる」こと、でした。かなりリスクが大きいし、失敗したときには高い確率で、現在の居場所も失うであろうと思っていたからです。

 

迷ったら、難しいほうを選べ。

もうぼくが偉そうに、当時メンバーに口すっぱく吐いていたセリフです。自分はドヤ顔でこんなことをほざくくせに、何を自分は居心地のよさを捨てあぐねて挑戦に後ろ向きになっているんだ、と。

翌日、社長へ「子会社やります。」と返事をしました。

 

 

四国一周して、徳島県に子会社設立を決める

子会社は四国に設立したいと思っていました。

なぜなら、うちの会社は東京、札幌、福岡、台湾にそれぞれ拠点があり、四国にはなかったからです。そんな軽い理由で四国一点狙いに定めていました。

 

各県の県庁に挨拶まわりをさせていただいたとき、徳島県知事の飯泉知事がとてもウェルカムだったんですね。「ぜひ徳島に作って雇用創出にご協力ください!」って。ぼくはそんな知事の熱い想いに胸打たれて、徳島県に設立を決めました。本当は一番好きな街は愛媛の松山だったんですけどw) 

 

オフィスの工事、準備!札幌と徳島の往復を繰り返す。

このとき8月、そして10月のオープンを目指してトップスピードで準備を進めていました。

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会社設立のオフィス工事!

什器・備品の購入から、パソコンの購入などを同時に進めました。遊び心で天井からテレビを吊るしてみたり…。

 

オープニングスタッフの採用を進める

オフィス準備と同時に、オープニングスタッフの採用。随時レンタルオフィスを使って面接をしていました。

アルバイト、責任者候補の正社員の募集面接を行いつつ、隙間の時間にはオフィスが設計図通りになされているかを見に来るというタイトな時間を過ごしていました。

 

そして、オープニング前には責任者候補を5名決めることができました。

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そして、責任者候補に向けて、オープン前に研修を実施。

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子会社設立を決めてから、約1ヶ月。無休で動き回った怒涛の毎日でしたが不思議と疲れはそれほど感じず、むしろ新しい仲間とどんな会社が創れるかのワクワクでいっぱいでした。

 

 

そして記念すべき拠点開設。地方特有のオープニングセレモニーが開催されるw

地方特有ですよね。アレです。

会社設立する瞬間と同時にテープカットを行うイベント。県が歓迎してくれているということで、開催することになりました。

 

ぶっちゃけ、ぼくは人前で話をするのは得意なほうで、緊張とかまったくないんですけど、このときは人生で初めて人前で話すことに緊張しました。

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  • 徳島県知事
  • 徳島県副知事
  • 徳島銀行頭取
  • 阿波銀行頭取
  • 徳島市長

などそうそうたるお役所のお偉いさん方が、こんな若輩者のスピーチを聞きに、会社設立の瞬間にお集まりいただけたのです。

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今となっては思い出と化していますが、いやぁ〜緊張しました。

地方特有の文化ですよね、これ。こんな顔ぶれの前で決意表明をしたわけですから、もう絶対に会社をでかくして、雇用創出に一役買うしかない!と思っていました。

 

 

覚悟はしていたが、会社設立後はまったく休めず・寝れずの毎日

オープニングセレモニーと同時に会社は動き始めました。

責任者候補の正社員5名。アルバイト16名の計21名で記念すべきスタートです。

 

覚悟はしていました。

責任者候補がいるとは言え、当然責任者として責任のある仕事は任せられません。

なので、設立当初ぼくの行っていた業務は、

  • クライアント対応
  • 責任者へのタスク落とし込み、クライアント対応落とし込み
  • アルバイトメンバーへの教育、サポート
  • メンバー増員のための面接、採用決定者の入社手続き、研修実施

業務時間は、終日この4つでぼくの時間は埋まってしまいます。そして、業務終了後に残業しながら、

  • クライアントへの納品物提出
  • 社内稼働成績の進捗管理、KPI管理
  • 収支算出
  • アルバイトメンバーの人件費計算、弥生会計処理
  • 翌営業日のメンバーへの指導プラン、資料作成

はい。一人何役もこなしてた気がします。

立ち上げから4ヶ月間は、1日も休まず働いていて、尚且つ帰宅も朝4時とかでした。

週に3回くらいは会社にそのまま寝泊まりして、次の日の早朝、掃除のおばちゃんが起こしてくれて、シャワーだけ浴びに一瞬帰宅する。という生活をしていました。

 

結果、一度だけ過労でぶっ倒れる

忘れもしない。10月にオープンした年の、年内最終日のことでした。

このとき、従業員は30名まで増えており、一度メンバー全員のモチベーション管理も兼ねて、全員一人一人と面談をしていました。メンバーの不満とかもこのタイミングで全部吐き出させて、毒抜きをしたかったのです。

 

そしたら、思いのほか毒が出てきましてww

ぼくもかなりいっぱいいっぱいだった中で、視野が狭くなっていました。冷静に考えて、全然うまく回せてなかったんですけど、なんとかやれてると思ってた中で、バンバン出てくる毒が。

たぶん、その瞬間に一気に今までの蓄積していた疲労が吹き出したんでしょう。気が張っていたのが一瞬冷めてしまったというか。未熟というか。

 

10人目くらいの面談中に、いきなり意識が朦朧となって倒れてしまいました。

目が覚めて気づいたら、こんな状態でしたね。

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病院のベッドの上ww診断結果はシンプル。過労でした。

すごく反省しました。全然メンバーを楽しくさせられてなかった、と。

 

そりゃそうですよね。

まがいなりにも、トップのぼくが忙しそうにしていたら、従業員が会社に安住できるわけがないんです。とても勉強になりました。

 

 

上司の直接手をくだす作業はなきゃないほど、組織はうまく回っている証拠

上司がヒマであればヒマなほど、組織は建設的に回ってます。これは絶対です。

この学びをきっかけに、ぼくは本社へ「子会社の稼働を一ヶ月止める」ことを伝えました。相談ではなく、決定事項として伝えました。

えー、社長にブチ切れられました。笑

 

でも、しょうがなかった。

現場を見てない社長には、メンバーの表情を直接見てない社長には、ぼくの意見を覆させるわけにはいかなかったので、強引に止めました。

休みたいわけではありませんよ。目的は、一ヶ月集中的に責任者教育に時間を充てたかったのです。徹底的に責任者だけに研修を打ち、やって見せを実践して、可能な限りのケーススタディを落とし込みました。

 

ぼくが悟ったのは、たぶんぼくが限界まで動き回れば、会社そのものは回る。

だけど、メンバーもいっぱいいっぱいになり、ガス抜き場所が一切なかった。すごく魅力のない会社になるところでした。

 

だから、ぼくは徹底的に現場を監督できる人材を教育して、できる限りぼくは現場への直接介入から離れるべきだと思ったのです。

そうすることで、今まで忙しすぎて盲目になっていたメンバー全員の仕事中の表情や、働きやすい環境づくりに目を配る余裕ができて、メンバーのガス抜き場所としてぼくは機能できるようになったのです。

 

メンバーが楽しく伸び伸び仕事をするためなら、ぼくをうまく使って欲しいと思っていました。いくらでも話を聞く時間を設けて、すっきり仕事をしてもらうことに集中できるようになり、不思議と組織がうまく回り始めたんですよね。離職率も激減しました。

 

その結果、設立から半年後には従業員が80名まで増えていました。

 

 

仕事にのめり込んで、感じた幸せがある

この経験は、自分の未熟さを教えてくれましたし、メンバーのありがたさを教えてくれました。

そして、なにより改めて仕事って楽しいな!って気づかされました。

 

  • 一緒に働いてくれるメンバーがいること。フォローして、フォローしてもらう瞬間。
  • ひとつのプロジェクトをチーム一丸となって一心不乱でやり遂げたときの達成感。みんなのバンザイ、笑顔を見た瞬間。
  • ときにはきついことを言って恨まれもするけど、ときには「ありがとう」と言ってもらえる瞬間。
  • 仕事中とは言え、たまに集中力がきれてふざけ合っている瞬間。

こういうメンバーってほんとかけがえのないというか、「仕事」というフィルターを通さないと築けない間柄なんですよね。仕事ってスゲェなー!って思います。

 

ぼくは根がだらしない男で、ほんと休みの日はグータラしている人間なわけです。だからこそ、仕事をしていないと間違いなく人間としてダメになるタイプなので、仕事に生かされてると感じてます。

もっというと、メンバーがいるからがんばれてきた、というのが大きいです。ひとりじゃ絶対に自分に甘えちゃう。

 

ひとりオフィスで残業していたとき、あるアルバイトが突然こんなメッセージをしてくれたことがありました。

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iPadで?ww

現代的な(?)メッセージですが。ぼくが結構情に厚いほうなので、家族のような感覚で接しちゃう悪いクセがあるんですが、がんばろ!ってなりますね。

 

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やめた後に、ピースしてプリクラwww

まぁまぁ良いんですけどね。うーーーん、こちらこそありがとう。。。笑

 

最後に、仕事はやらされないから楽しいんだよ

ぼくは常々メンバーに、「俺に仕事をやらされるな」ということを口ぐせのように伝えています。だから、マジで生意気なコミュニケーションを取られてましたがww

 

でも、それでいいと思っています。ぼくは上司はえらいという感覚がありません。

だから絶対にぼくにやらされないで欲しいと強く思っていて、反論大歓迎な文化を作っていました。

そもそも、ぼくは適当なので、部下がたいてい「○○だと思います。」と言ってきたら、「そうなんだ、じゃあやってみ。」と返す。それでやってみてうまく行かなければ軌道修正してやればいいだけで、ほとんど自由に、自らの意志で仕事をやってもらってました。

ぼく自身が仕事はやらされないから楽しい!というブレない信念があるから。

 

やらされる仕事は仕事じゃない。それはあくまでも作業。

作業と仕事は違う。やらされずに、自らの意志で動かす・変化をつけるのが仕事だから。

 

きっと、仕事がつまんないと言っている人の大半は作業がつまらないという意味だと思っています。本当の仕事は楽しいことがたくさんあるはず。

どんだけ辛かったって、休めなかったって、寝不足になっても、経験上それはやらされてなかったら楽しくてしょうがないんです。

やらされる職場、自分からやれない職場ならやめた方がいいのはぼくも賛成。つまらないもんね。

 

でも、やれる環境なのに、やってないだけで仕事つまらないと言っている人は、まずやれよ!と思います。絶対に仕事観が180度変わる。過労で倒れても楽しいんですw(そこまで自分を追い込むのはまずいですけど)

仕事がつまらないってすごく人生もったいないです。誰かが楽しくしてくれることはありません。

 

ブログは書かされないから楽しいはず。

収益目的とか、アフィリエイトのネタありきで書かされている人は、感覚的にブログを楽しめてなくて長続きしない気がします。

 

仕事も一緒。やらされないこと、もしくはやらされない(主張を立ててくれる風通しの良い組織)環境に身を置けば、仕事が楽しくて何時間でも仕事に夢中になれるんです。

IT業界・ゲーム業界に興味があればWORKPORTを使えばすぐに見つかるし、マイナビスタッフあたりの大手に登録しておけば転職は困らないです。

ぼくが以前実証したFacebookマッチングアプリのSwitch.も良い企業とほんとにマッチングします。

www.satouwataru.com

今はむしろ働きやすい環境を求めるべき時代だし、見つけやすい時代。 

 

仕事の楽しさを考え直すために、マジで目を背けずに一度でいいからガッツリと働いてみませんか?