医療業界の闇を暴露した著書「医者に殺されない47の心得」が衝撃すぎた
この本、ちょっと衝撃でした。
医療系の見識・知識も広げていきたいと思って買ったはいいものの、やはり他のおもしろそうなビジネス書を優先して読んでしまって、長い間積んでありました。
ところが、いざ読み始めると、ど直球で「医者」「薬」を批判している本書。
かく言うぼくも、医者のビジネスモデルは半分くらい悪徳商法だと思っているクチです。いちビジネスとしてはかなりブラックなので、 よほどのことがないと病院には行きません。
そんな持論があったために、この一冊「医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」は、とても興味深いテーマでした。
ですが、その内容はぼくの想像をはるかに上回っていました。
この本の著者は、自身も40年もの間、医者として働いていたため、確かな知識と根拠をもとにした強烈な暴露本です。あまりの衝撃だったので少しレビューしたいと思います。
「がん」は治療するより、放置したほうが長生きする。と言い切る。
「がん」について、いきなり強めの言い切りが発動しています。
なんと、「がん」になったときに、抗がん剤治療を始めとした"治療"を行うのは、逆に寿命を縮めているのだそう。
ちょっと本文から引用します。(太字はぼくが施しています)
日本人のがんの9割は、治療するより放っておいたほうが、元気に長生きできます。
僕は20年以上にわたり、「がん放置患者」150人以上を診てきましたが、スキルス胃がんであっても、数か月で亡くなった人はゼロ。普通に暮らしながら、3年から9年も生きた人が何人もいます。
じゃあ、なぜ医者は抗がん剤治療に踏み切るのか?
答えは「儲かる」からです。まぁ、そもそも「がん」というのは、悪性であっても極めて進行が遅いものが大半だと言います。
それを抗がん剤や放射線治療を行うことで、一時的にがん細胞を縮小させるよりも、その治療が身体へ悪影響を及ぼすデメリットの方が圧倒的に高い、ということなのです。
1990年に、アメリカ議会に提出された技術評価局報告書ですでに、「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められない上に、患者の生活の質を悪化させる」と断定されています。
この一文とか、かなり衝撃じゃないですか。「断定されています」って。
がんで苦しみ抜いて死ななければならないのは、がんのせいではなく、「がんの治療のせい」です。でも、医者は必ず「がんのせい」にします。騙されないように。
かなり主張が強めです。これ医学会とかから訴えられないのだろうか…。
「がん」については、他にもかなり衝撃的なことが書かれています。
ぜひ、本書で詳しく一読してみてください。価値観を変えるには最高の本だと思います。
高血圧の基準は国ぐるみの偽装工作?
まずは、下記の事実をご確認ください。
1998年の厚生省全国調査の基準値は160/95以上でした。 ところが2000年に、はっきりした理由もなく140/90に引き下げられました。98年の基準値を当てはめると、高血圧の日本人は1600万人、それが新基準では、3700万人もが高血圧になってしまいました。 さらに2008年に始まったメタボ健診では、19~64歳までで、糖尿病や腎臓病を合併している場合、ついに血圧130/80以上が治療目標になりました。 高血圧の原因は、9割以上不明です。また、日本人の血圧を下げることによって死亡率が下がる、心臓病や脳卒中などが減ると実証されたデータは見あたりません。
個人的には、これもかなりの衝撃度。
特に「はっきりとした理由もなく」基準値を引き下げているんですね。
この引き下げにより、高血圧という診断をされる方が倍増されているんです。ということは、当然ですが薬も売れる売れる…まさに医療業界の闇、っていうことなんですかね。
基準値をササッといじって、薬の売り上げ6倍増。血圧商法、大成功です。
怖いぃぃぃぃいいいいいい!!!!
失明、死に至る肺炎など重大な薬害が起きているのに、医者や製薬会社が「病死」と偽って報告したり、患者側も薬の副作用とは気づかないで、闇に葬られている。 僕は、「副作用」という呼び方は薬害が起きたときのための口実で、薬の作用はすべて「主作用」であり、病気を治すどころか、逆に病気を招いたり悪化させたりして最悪、死に至らせる危険なものと考えています。
薬の服用は、確かに一般的に"副作用"という呼び方で、他の部位に支障をきたすことが少なくありません。
著者の近藤誠さんいわく、副作用ではなく、それはまぎれもなく主作用ですよ!と。
薬は、着実に身体の機能を低下しているんだ、と認識させられます。
この著書の何割を信じますか?
パンチの効いた部分を、何個か抜粋しましたが、全般的になかなか医療業界の闇を披露してくれています。
正直、今までの自分の中の常識は全部ぶっ壊れます。今まで良かれと思ってやっていた、もしくは知っていたことを本書で否定されます。
ただ、もしこの本書で述べられていることが、すべて正しいと仮定すると、本作を読んだ人と読んでない人では、まったく違う未来が待っているのではないでしょうか。
すべてを信じるのが怖くなるくらい、本当に今までの常識がひっくり返ります。
医者を40年やってきた僕が、いちばん自信をもって言えること。それは「病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい」ということです。
それでも、ぼくは一度この本を手にしたからには、本書で語られていることを「正」としてみようと思います。
冒頭でも述べた通り、ぼくはもともと医者はブラックビジネスであるという認識が前提として持っているからです。(腕は確かだと思うんですけどね…)
あなたは、この本を読んでどこまで「正」と信じますか?