後悔の中には必ず【Not】が存在するから前向きが大事だって言える
あなたの人生で一番後悔していることはなんですか?
これを問われたときになんて答えるだろうと考えてみる。
人生の中で、「後悔」がひとつもないなんてことは有り得ませんよね。
絶対に何かしらの後悔と向き合いながら、そして自分の中でうまく消化しながら過ごしているはずなんです。
後悔していることを思い出してみる
ふと、後悔していることを自分の中で整理してみる。
- なんであの時、もっと勉強しておかなかったんだろう
- なんであの時、自分の夢に正直に生きなかったんだろう
- なんでもっと早く始めなかったんだろう
- なんであの時、自分の気持ちを正直に告白しなかったんだろう
並べてみると、自分も例外なくたくさんの後悔が出てくる。
そこで思ったんですよね。
『もしあの時に○○をしていれば、今は□□になっていたかもしれない。』っていう「たられば」が後悔の正体なんだなって。
- もっと勉強して、もっと真摯に面接の対策や企業情報、業界知識について真剣に取り組んでいれば、第一志望の企業で働けていたかもしれない。
- 歌のオーディション番組に勇気を出して応募してみれば、もしかしたら一目置いてくれるプロデューサーが現れていたかもしれない。
- 好きだった人に、当時恋人がいたけど自分の気持ちを伝えていれば、もしかしたら違う結果になっていたかもしれない。
- 今の仕事を辞めたいのに、辞めた後の生活が不安でずるずる過ごしているけど、辞めていたらもっとストレスのない現在を送れているかもしれない。
例えば、こんな具合ですべて「たられば」が後悔になる、と。
わかっているけどやれないのは、でも「失敗するかも」という"たられば"
過去の後悔を考えたときに、「○○していれば、今はもっと良くなってたかもしれない」というのが、一番後悔してしまう。
でも、それは時間が経過した現在、「イマに少なからず不満がある」という結果があるから言えることだったりするんですよね。
悩んでいるその瞬間、リアルタイムには、「イマに少なからず不満がある」未来なんて見えない。
だから、「○○をすれば、□□(好転)になれるかもしれないけど、失敗したら△△(不幸)になってしまうかもしれない」と思い、行動に起こせない。
この△△という未来予想図が自分の足を重くしてしまう。
後悔の裏には必ず『NOT』が存在する
人は、「やってしまった後悔」よりも「やらなかった後悔」の方が断然多いのだそう。
自分で振り返っても確かにそう。
やってしまったことなんて、正直ほとんど思い出さない。むしろ笑い話のネタにできるほどにちっぽけなことに変換されている。
そういう意味で言うと、改めて思うんです。
やらかしてしまった失敗は、その瞬間は落ち込むし、周りへの気まずさもハンパないし、穴があったら入りたくなるほどに恥ずかしい想いもする。
だけど、それらのことって振り返っても全然後悔はないんです。
「そういえばそんなやらかしたことあったね!」で終わる。
人は、結論が出ていることに後悔はしないんだなーって思って。
やっぱり後悔って空想が呼び起こす感情で、「やらなかったこと」による「もしやっていた時の美化された未来」の空想が後悔に変わるんだよね。
後悔はすべて「NOT」から生まれる。
後悔の正体はわかった。だからみんな「やろう!」
後悔=「NOT」、つまり「やらなかったこと」
- 逃してしまったチャンス
- 伝えられなかった言葉
- 叶えられなかった夢
必ず、「やらなかった何か」が後悔のタネになっている。
そして、もっと言うと他人の批判をしがちな人。
恐らくは、やらずに後悔している想いが強い人ほど、他人の成功を妬み、批判をする傾向が強い。
なぜなら、やらなかった自分と天秤にかけて、やればよかったという自分を認めたくない念が強く、やってよかったという他人を否定したいという気持ちが強いから、と自分は解釈しています。
これは間違いないと思うんです。
なのに、人って俺も含め小心者だから、後悔するのを恐れて、後悔することを避けるためにやらない選択をして、将来やらなかったことで後悔してしまう。
これの繰り返しで歩んできてしまうんだよね。
わかっているんだ。
だからさ、俺はもう後悔するくらいなら、やって失敗しよう!
たくさん失敗して、たくさん笑われようって改めて思えて。
ブログを始めたのもそう。実名で別にアイツあんなこと言ってる〜って思われたっていいや!くらいの気持ちでやってます。
そんな過ごし方のほうが前向きで好きだなーって改めて考えてしまった。
考えるきっかけをくれたのは、この記事。
とてもステキな企画で、「後悔」というネガティブなテーマなのに、なぜか前向きになる。そして考えさせられました。
後悔とうまく向き合い、消化する人生は、前向きな気持ちで変えちゃおうよ!